このトピックでは、Video Cloud 統合を DFP In-Stream および DFP Rich Media 製品と使用する方法について説明します。これらの Google 広告プロダクトによってパブリッシャは、DoubleClick In-Stream と Google AdSense for Video (AFV) の広告を配信することができ、ユーバーは双方のシステムから最適な広告を動的に割り当てることができます。Video Cloud 統合は Google IMA SDK version 2 に基づいて構築されています。この SDK の詳細は、http://code.google.com/apis/ima/docs/sdks/googleflashas3.html にあります。
DFP IMA 用 Video Cloud 広告トランスレータは、動画広告 (In-Stream、Google 動画、VAST 動画)、Google テキスト/オーバーレイ/グラフィック/InVideo 広告、HTML コンパニオン、カスタム広告フォーマット (Video Cloud の外部広告 API を使用)、Video Cloud 広告フォーマット XML をサポートしています。Flash in Flash 広告はサポートしていません。DFP での広告のトラフィックに関する詳細は、「DoubleClick DFP 特有の情報」を参照してください。
Google IMA SDK は単に DoubleClick の最新製品であるだけではなく、推奨の製品バージョンです。Video Cloud は 2007 年に Rich Media 製品との統合を行いました。現在、DART Rich Media 製品の統合機能のフォームを使用しているすべてのお客様に、この新バージョンへのアップグレードをお勧めします。Google が提供する動的割り当て機能によって、常に広告を利用できるようになり、複数の HTML コンパニオンが簡単かつ完全にサポートされ、さらに製品が最新の Flash テクノロジ(ActionScript 3.0)で記述されているので速度と信頼性がこれまでより向上しています。また、ブライトコーブは新しい統合機能でいくつかの機能強化を実施しました。その 1 つが利用可否予測のサポートです。これまでのバージョンの統合機能と同様に、Video Cloud 広告フォーマット (DoubleClick を利用してトラフィック) と Video Cloud の 外部広告 API は完全にサポートされています。
DFP IMA の広告トランスレータを使用して In-Stream 動画広告を配信するプレーヤの例を見るには、ここをクリックしてください。
広告キャンペーンで Google の動的割り当てを使用するようにセットアップします。この場合では Google AdSense for video によるオーバーレイ広告を配信しているプレーヤの例を見るには、ここをクリックしてください。
Google IMA SDK を使用した最新の統合機能についての詳細は、続きをお読みください。
プレーヤを作成してセットアップしたら、Advertising モジュールの [Ad Source] ドロップダウンで [DFP IMA] を選択します。

さらに続けて、広告サーバー URL や、広告挿入のキーと値のペアを設定します。
対象とする In-Stream 動画広告を指定するために、特定のキャンペーンに必要な任意の広告タグやキーと値のペアを Advertising モジュールで入力できます。Google 動画広告を対象として指定したい場合、正しい広告が返されるようにするためには、Google In-Stream ライブラリに特定の設定値を指定する必要があります。広告要求の際に設定できるすべての値の一覧は、http://code.google.com/apis/ima/docs/sdks/googleflashas3_apis.html#AdsRequest を参照してください。
DFP-Google 広告トランスレータでは、自動的に次の値を設定します。
これらの値は、再生中のコンテンツのプロパティに従って設定されます。最後から 4 番目までの値は自動的に設定されますが、トラフィックのために Advertising モジュールで上書きすることもできます。これらの値を上書きするには、キーと値のペアの挿入フィールドで設定します(adSlotWidth=3;adSlotHeight=3 など)。adTagUrl は Advertising モジュールの広告タグ フィールドで設定されます。
次の表の値は、Advertising モジュールでキーと値のペアとして設定、もしくは上書きが可能です。それぞれの値について、DFP-Google の資料をもとにした簡単な説明があります。各プロパティの詳細については、「DFP-Google の資料」を参照してください。DFP-Google の資料で説明されている通り、これらの値は DoubleClick 広告要求、AdSense 広告要求、動的割り当て広告要求(報酬の高い広告を選択するために、両方のサーバーに要求をする)を行うために使用できます。例えば、Advertising モジュールのキーと値のペアのフィールドで、チャンネルの設定値を「channels=mychannel,videos,media」と設定できます。
| キー | 説明 |
|---|---|
| adSafe | 成人向けコンテンツや性的なコンテンツを表示する広告に対するフィルタリング設定を指定します。デフォルトは「high」です(選択肢は「high」と「medium」)。 |
| adSlotHeight | 必須のパラメータです。広告が表示される四角形の領域の高さを指定します。この値は、広告選択の条件の 1 つとして使用されます。実際の広告の高さと合わせる必要はありません。 |
| adSlotWidth | 必須のパラメータです。広告が表示される四角形の領域の幅を指定します。この値は、広告選択の条件の 1 つとして使用されます。実際の広告の幅と合わせる必要はありません。 |
| adTest | テスト実装かどうかを指定します。使用可能な値は、「on」と「off」です。「on」に設定すると、表示回数とクリック数は AFV アカウントに記録されません。テストでは、このパラメータを必ず使用してください。設定しない場合、デフォルトは「off」です。 |
| adType | 要求する広告のタイプ。設定しない場合、デフォルトは「video」です。使用可能な値は、「video」、「overlay」、「text_overlay」、および「graphical_overlay」です。詳細については、DFP-Google の資料を参照してください。 |
| age | ユーザーの年齢を指定します。Demographics クラスで指定された年齢グループの他に、特定のユーザー年齢を指定することもできます。 |
| channels | AdSense のターゲティングやレポーティングのチャンネル ID を表す文字列の配列。1 回の広告要求で、5 チャンネルまで渡すことができます。 |
| contentId | コンテンツに対するパブリッシャ固有の ID を指定します。 |
| descriptionUrl | 動画の説明が記載された HTML ページの完全な URL。 |
| disableCompanionAds | コンパニオン広告を表示するかどうかを指定します。デフォルトでは、HTML コンパニオンが表示されます。この値は「true」か「false」に設定できます。 |
| gender | Demographics クラスで定義されたユーザーの性別を指定します。 |
| incrementProperty | 広告ブロック内に、各広告呼び出しの増分された値を保持します。 |
| maxTotalAdDuration | 返す動画広告または音声広告の最大長を指定します。ミリ秒単位です。設定しない場合、デフォルトは 30 秒です。 |
| mediaUrl | コンテンツのメディア ファイルの場所の完全 URL(FLV またはその他のフォーマット)。 |
| minTotalAdDuration | 返す動画広告または音声広告の最小長を指定します。maxTotalAdDuration と組み合わせて、広告の長さの範囲を指定します。ミリ秒単位です。設定しない場合、デフォルトは 0 秒です。 |
| numRedirects | 広告をロードする要求が破棄されるまでのリダイレクトの最大回数を指定します。デフォルトでは、4 に設定されています。リダイレクト回数が多くなるほど、実際の広告を得るために多くのネットワーク要求が行われます。ロード時間が、広告のユーザビリティに悪影響を与えることがあります。これは VAST(Video Ad Serving Template)広告のロードに適用され、ロードされる VAST ラッパーの数を制限します。将来的には、他のタイプのリダイレクト広告にも適用される予定です。 |
| Ordinal | DoubleClick 広告タグ URL で使用される順序数を設定します。このキーが設定されていない場合、順序の値に乱数が生成されます。 |
| publisherId | パブリッシャの AFV クライアント ID(AdSense が提供)。 |
| resizeFlashAds | true に設定すると、Flash 広告はフル スクリーンとインライン モード用にサイズ変更されます。 |
| timeSpan | このキーは広告に割り当てる時間を秒単位で指定します。広告の最大数は時間間隔に依存せず、adPlayCap によって制御されます。 |
| uniqueAds | 有効にすると、コンテンツ ID が同じ複数の広告要求に対して、重複しない広告が返されます。デフォルトは無効です。 |
Google IMA ライブラリで特に役立つ機能改善は、マスタの動画広告と並べて HTML コンパニオンを簡単に表示できるようになったことです。1 ~ 2 個の Google JavaScript ファイルをページにインクルードすれば、1 つまたは複数の HTML コンパニオンを表示できる状態になります。HTML コンパニオンのトラフィックとレンダリングについての詳細は、http://code.google.com/apis/ima/docs/sdks/googleflashas3.html#htmlcompanion を参照してください。複数の HTML コンパニオンをレンダリングする Video Cloud 用の例を含む zip ファイルをダウンロードすることもできます。動作例を確認するには、zip ファイルを開いて DFPGoogleDynamicAllocation_HTMLCompanions.html を参照してください。複数の HTML コンパニオンを持つ Video Cloud プレーヤを表示するには、ここをクリックしてください。
Video Cloud の外部広告 API は、DFP-Google Ad Translator と簡単に使用できます。DFP-Google ライブラリで解釈できない広告が返された場合、その広告は Video Cloud の広告システムに渡されます。Video Cloud の広告システムでもその広告を認識できない場合には外部広告がセットアップされ、続いてプレーヤで外部広告イベントを発生させて、認識できない広告 XML を渡します。この時点で、Video Cloud プレーヤで正しく表示できるように XML をフォーマットをやり直すか、広告を別の方法でレンダリングすることができます。外部広告がセットアップされない場合、認識されなかった広告は無視され、プレーヤは予定通りの動作を続行します。外部広告 API の使用についての詳細は、外部広告呼び出しを使用するを参照してください。
DFP-Google の統合機能では、利用可否予測のために、優先度の低いカスタム広告の配信をサポートしています。この広告では、販売対象数を正確に取得できているかを確認するために、その表示回数を呼び出します。利用可否予測の広告は、次のようなものです。詳細は DoubleClick の担当者にお問い合わせください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <richMedia> <fullImpression> <![CDATA[IMPRESSION_SERVER_URL/dot.gif]]> </fullImpression> <adId> <![CDATA[AD_ID]]> </adId> </richMedia>
DFP-Google のテキストとグラフィックのオーバーレイ。Google AFV のオーバーレイ広告はすべて Video Cloud DFP IMA 統合機能でサポートされていますが、Google IMA SDK では、Video Cloud プレーヤでユーザーがフルスクリーン モードに切り替えた時の広告のリサイズがまだサポートされていません。フルスクリーン モードでも、広告は元のサイズで表示されます。今後のバージョンでこの機能を強化するための調査を進めています。
ActionScript で公開されたプレーヤ。 ActionScript のパブリッシング コードを使ってプレーヤを公開している場合、プレーヤの広告要求で Google 広告ドメインとやり取りができるようにコードを変更する必要があります。BrightcovePlayer.as のコードに、次の内容を追加します。
Security.allowDomain("pagead2.googlesyndication.com");たとえば、この行を init() 関数の admin.brightcove.co.jp の行の下に追加します。
public function BrightcovePlayer(config:Object=null) {
init(config);
}
private function init(config:Object=null):void {
Security.allowDomain("http://admin.brightcove.co.jp");
Security.allowDomain("pagead2.googlesyndication.com"); }