Google AdSense for Video との統合

Product
Video Cloud
対象となる役割
開発者, 広告操作
バージョン
Brightcove 5
モジュール
Advertising モジュール
エディション
Pro, Enterprise

Google AdSense for Video が利用できるのは、Brightcove Pro および Enterprise のみです。Brightcove アカウントのアップグレードについては、Brightcove にお問い合わせください。

このトピックでは、Brightcove を Google AdSense for Video と統合する方法を説明します。Google AdSense for Video (Google AFV) を使用中または使用を計画している、Brightcove Pro または Enterprise のパブリッシャを対象としています。この他に利用可能な広告統合方法については、Brightcove の広告統合にまとめられています。

Google AFV はインビデオ広告プロダクトです。お持ちの Google AdSense アカウントを使用して、Brightcove が配信する動画ストリームで広告を表示することができます。

Google AFV を Brightcove と統合するには、Brightcove の「AdSWF」広告フォーマットを使用し、独自の広告サーバーで広告配信の管理と監視を行います。独自の広告サーバーを使用することで、Google AFV 広告を呼び出すタイミングや頻度を制御し、AdSense を毎回配信したり、売れていなかったインベントリにのみ配信したり、適当な間隔をおいて配信したりすることができます。

Google AFV の統合:要件

Google と統合するためには、AdSense for Video を利用できる Google AdSense アカウントが必要です。

Google の場合、最小でも 320 x 240 ピクセルの動画表示領域が必要です。一部の Brightcove プレーヤ テンプレートは、この動画ウィンドウ サイズの最小要件を満たしていません(Video Player with Horizontal List テンプレートなど)。

現段階で、Brightcove でサポートしている Google AFV 広告フォーマットは、「text」、「overlay」、「video」です。現在、Google AFV のエンドキャップ広告フォーマットのサポート追加に向けて取り組んでいます。

Google AFV の統合:手順の概要

Brightcove メディア アセットを Google AFV と統合するための基本的な作業フローでは、次の主な手順に従います。

  1. メディア アセットをアップロードして、管理します。
  2. 使用したい広告フォーマットに対応している Brightcove プレーヤを作成し、公開します。HTML 埋め込みコードを使用してプレーヤを公開している場合は、allowscriptaccess="always" を追加します。
  3. Advertising モジュールを使用して、プレーヤや動画に、広告挿入ポイントやキーと値のペアなどの広告ポリシを設定します。
    Brightcove Studio で、プレーヤで広告が有効になっていること、広告挿入ポイントが設定されていること(プレロールなど)、そのプレーヤで再生する動画で広告が有効になっていることを確認してください。
  4. Brightcove に提供された Google AFV を「AdSWF」広告フォーマットとしてトラフィックします。
  5. Google AdSense ID や各種の任意パラメータとして、AdSWF XML で適切な値を設定します。
  6. サイトの crossdomain.xml ファイルを更新して、Brightcove と Google のドメインから SWF をロードできるようにします。

Brightcove AdSWF をトラフィックする

広告サーバーで、新しいカスタム XML 広告を作成します。

XML 形式は、以下のとおりです。

<adSwf version="1" trackStartURLs="%i">
<adSwfURL>http://admin.brightcove.co.jp/adswf/Google.swf</adSwfURL>
<videoPublisherId>ご利用の GOOGLE ID</videoPublisherId>
<videoDescriptionUrl>動画 URL を挿入</videoDescriptionUrl>
<channels>チャンネルを挿入</channels>
<adType>オーバーレイ</adType>
<adtest>テストしている場合は ON</adtest>
<adsafe>広告フィルタリング レベルを挿入</adsafe>
<maxTotalAdDuration>ミリ秒単位で動画広告時間を挿入</maxTotalAdDuration>(動画広告のみ)
</adSwf>

Brightcove プレーヤ用の DFP Google 広告 テンプレートのサンプルをダウンロードできます。この形式に慣れていない場合は、Brightcove の広告操作サポートにお問い合わせください。以下の表を参考に、パラメータを設定してください。

広告要求パラメータ

広告要求を行う前に、必要なパラメータを XML で設定する必要があります。パブリッシャ ID、videoDescriptionUrl、要求する広告のタイプなどを設定します。

すべての Google AFV 広告フォーマットで必須の広告要求パラメータ:

パラメータ名 説明
videoPublisherId パブリッシャの AFV クライアント ID(AdSense が提供)。
例:ca-video-pub-00000
videoDescriptionUrl 動画の説明が記載された HTML ページの完全な URL。
例:http://www.publisher.com/videos/video123.html
channels AdSense のターゲティングやレポーティングのチャネル ID を表す文字列の配列。チャネル ID には、数字、英字、アンダースコア、ハイフンのみ使用できます(スペースや、他の特殊文字は使用不可)。また、お持ちの AFV アカウントで TAM により作成されたチャネル ID と一致している必要があります。1 回の広告要求で、5 チャネルまで渡すことができます。
例:sports,entertainment
adType 要求する広告のタイプ。要求できる広告タイプは、video(プレロール、ミッドロール、ポストロールの動画広告)、overlay(テキスト オーバーレイとインビデオ グラフィカル オーバーレイの両方)、text_overlay(標準のテキスト オーバーレイのみ)、graphical_overlay(標準のインビデオ グラフィカル オーバーレイのみ)です。
例:overlay

任意の広告要求パラメータ:

パラメータ名 説明
adtest テスト実装かどうかを指定します。使用可能な値は、「on」と「off」です。「on」に設定すると、インプレッションとクリックはアカウントに記録されません。テストでは、このパラメータを必ず使用してください。デフォルトは「off」です。
例:on
adsafe 成人向けコンテンツや性的なコンテンツを表示する広告に対する、フィルタリング設定を指定します。使用可能な値は、「high」(性的な広告と成人向け広告はすべてフィルタリングする)または 「medium」(性的な広告はフィルタリングするが、ギャンブルや処方薬などの成人向け広告は返す)です。設定しない場合、デフォルトは「high」です。
maxTotalAdDuration
(動画広告要求のみ)
返す動画広告の最大長を指定します。ミリ秒単位です。サポートされている値は、「15000」(15 秒)と 「30000」(30 秒)です。デフォルト値は「30000」です。

設定を終えると、動画広告用の XML は最終的に次のようになります。

<adSwf version="1" trackStartURLs="%i">
<adSwfURL>http://admin.brightcove.co.jp/adswf/Google.swf</adSwfURL>
<videoPublisherId>ca-video-pub-00000</videoPublisherId>
<videoDescriptionUrl>http://www.publisher.com/videos/video123.html</videoDescriptionUrl>
<channels>sports,entertainment</channels>
<adType>overlay</adType>
<adtest>off</adtest>
<adsafe>high</adsafe>
  <maxTotalAdDuration>15000</maxTotalAdDuration>
</adSwf>

Brightcove と Google をサイトのクロスドメイン ファイルに追加する

動画広告に Google AdSense を配信するには、Brightcove ドメインや Google ドメインのデータに対する Flash プレーヤからのアクセスを、サイトで許可しておく必要があります。そのためには、次のドメインをサイトの crossdomain.xml ファイルに追加します。

<allow-access-from domain="*.brightcove.com" />
<allow-access-from domain="*.brightcove.co.jp" />
<allow-access-from domain="*.googlesyndication.com" />

この変更を行うため、Web 管理者への問い合わせが必要になることがあります。crossdomain.xml ファイルは、ドメインに配置されているファイルであり、信頼するサードパーティ ドメインのリストが含まれています。このファイルを以上のように編集する方法が分からない場合は、 Web 管理者にご相談ください。

埋め込みコードに「AllowScriptAccess」を追加する

HTML の <embed> メソッドを使用して Brightcove プレーヤをページに挿入している場合は、埋め込んであるコード スニペットに allowscriptaccess="always" を追加する必要があります。

<embed src="http://c.brightcove.co.jp/services/viewer/federated_f9/XXXXXX?isVid=1&publisherID=xxx" 
allowscriptaccess="always" 
bgcolor="#FFFFFF" flashVars="playerID=XXXXXXX&domain=embed&"
base="http://admin.brightcove.co.jp" name="flashObj" width="486" height="412"
seamlesstabbing="false" type="application/x-shockwave-flash"
allowFullScreen="true" swLiveConnect="true" 
pluginspage="http://www.macromedia.com/shockwave/download/index.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash">
</embed>

Google AFV:よくある質問

  • Google AFV 広告の表示時間を教えてください。

Google オーバーレイ広告は、次の広告が呼び出されるか、または新しい動画がプレーヤにロードされるまで表示されます。Google 動画広告は、動画広告自体が終了するか、またはクリックスルーのクリックによりユーザーがプレーヤの使用を終了するまで表示されます。

  • Google AFV のエンドキャップ広告フォーマットは、もうサポートされていますか。

まだサポートされていませんが、将来的にはサポートする予定です。現在サポートしている Google AFV 広告フォーマットは、テキスト オーバーレイ広告、オーバーレイ広告、オーバーレイ インビデオ広告、動画広告です。

  • Google AFV ではどのようなトラッキングが行われていますか。

Brightcove の trackStartURL を発生させるだけです。これ以外のトラッキングはすべて、お持ちの Google アカウントで行ってください。

  • Google インビデオ広告と動画広告を、Brightcove プレーヤのコントロールで操作することはできますか。

できません。現在、動画広告を操作することができる API が Google から提供されていません。

  • Google 広告が表示されない場合は、どうしたらよいですか。

パブリッシャ ID が間違っていないことを確認し、Google SWF で正常に広告呼び出しができているか確認します(Charles などの HTTP トラフィック監視ツールを使用)。広告呼び出しに問題がなければ、プレーヤの動画ウィンドウのサイズが 320 x 240 以上になっているか確認します。Google 広告には最小サイズが 320 x 240 という制限があります。動画プレーヤがこのサイズより小さい場合、Brightcove では、Google 広告の呼び出しも表示も行いません。