Brightcove パブリッシャの皆様は、Brightcove Studio でトランスコード設定を表示できます。Brightcove Studio でトランスコード設定を変更できるのは、Brightcove Pro エディションと Enterprise エディションのパブリッシャのみです。 Brightcove アカウントのアップグレードについては、 Brightcove にお問い合わせください。
Brightcove では、どのように動画を 1 つまたは複数のレンディションにトランスコードするか、きめ細かいコントロールができます。単一のレンディションの代わりに複数のレンディションを使用すると、Brightcove の動的帯域幅検出機能を利用できます。これにより、Brightcove プレーヤは、視聴者のウィンドウ サイズおよび利用可能な帯域幅と最も良く合致する動画のレンディションを配信できます。また、モバイル機器に適した、より低いビットレートのレンディションを配信することもできます。ほとんどの目的には、トランスコーディング設定を変更する必要はありません。Brightcove のデフォルトのトランスコーディング設定は、ほとんどのパブリッシャおよび視聴者のニーズを満たす、十分なレンディションのベースライン セットを提供します。
Brightcove Studio の [アカウント設定] ページで、アカウントでの多重ビットレート ストリーミングのレンディション向けの設定を表示、構成できます。この情報を表示または変更できるのは、Admin ロールを持つユーザのみです。この情報を表示および構成するには:
[トランスコード設定] ページで、アカウントのデフォルトのトランスコード設定を表示および変更できます。
レンディションのトランスコード設定を編集するには、レンディションの設定の右列の鉛筆アイコンをクリックします。編集オプションが表示され、このレンディションのトランスコード設定を選択できます。

これらの設定が何を意味するかについての詳細は、トランスコード設定を参照してください。完了したら、[変更の保存] をクリックします。
デフォルトでは、各アカウントに 6 つのレンディションが利用できます。最大 10 個になるまでレンディションを追加したり、レンディションを削除することができます。レンディションを追加または削除した場合、それ以後にアップロードし Brightcove がトランスコードする動画にしか影響しないことに注意してください。すでに作成されたレンディションには影響しません。
[トランスコード設定] ページでレンディションを追加するには:
レンディションを削除するには、[複数のレンディション] テーブルのレンディションの列の右端にある X アイコンをクリックします。
Brightcove のデフォルトのトランスコード設定は標準トランスコード設定リファレンスに示されています。デフォルトの Brightcove の値にトランスコード設定を戻すには、[複数のレンディション] テーブルの見出しの右端にある [デフォルトに戻す] をクリックします。
デフォルトのトランスコード設定に関係なく、Media モジュール、FTP バッチ プロビジョニング、または Media API を使って動画をアップロードするときに、その動画を H.264 (MP4) か VP6 (FLV) のどちらにトランスコードするか選択できます。アップロードするときに指定したコーデックは、デフォルトのトランスコード設定で指定したコーデックより優先されます。デフォルトのトランスコード設定が H.264 で、特定の動画に VP6 を使用するよう指定した場合、Brightcove は、VP6 動画コーデックおよび VP6-E コーデック プロファイルを使って動画レンディションを作成します。デフォルトのトランスコード設定が VP6 で、特定の動画に H.264 を使用するよう指定した場合、Brightcove は、H.264 動画コーデックおよび H.264 Baseline コーデック プロファイルを使って動画レンディションを作成します。いずれの場合でも、他のすべてのトランスコード設定はそのまま使用されます。
[トランスコード設定] ページの設定はデフォルトで適用されます。動画のアップロード方法(Media モジュール、Media API、または FTP バッチ プロビジョニング)には関係ありません。最高ビット レートは、アップロードするファイルの品質による制約を受けます。元ファイルの平均ビット レートは、要求されるレンディションのビット レートの 75% 以上でなければなりません。75% 未満の場合、レンディションは生成されません。多重ビットレート ストリーミングを使用するを参照してください。
| トランスコード設定 | 説明 |
|---|---|
| 数 | 1 から 10 までの整数。レンディションは指定したオーダで作成されます。レンディション #1 が最初にトランスコードされ、その動画の主レンディションになります。 |
| コーデック | 使用するコーデック。Brightcove は H.264 と VP6 エンコーディングの両方をサポートしています。画質が良くデバイスのサポート範囲が広いため、一般には H.264 を推奨します。H.264 動画エンコーディングは AAC 音声を使用し、VP6 動画は MP3 音声を使用します。 |
| コーデックのプロファイル | VP6 の場合は、VP6-E または VP6-S のいずれか。 H.264 の場合は、H264_BASE、H264_MAIN、または H264_HIGH のいずれか。 各コーデックは複数のプロファイルをサポートします。VP6 を使用するとき、HD 以上のビットレート レンディションには VP6-S を推奨します。H.264 を使用する場合は、比較的低いビットレートおよびモバイルのより良いサポートには Baseline を使用します。H.264 の Main および High プロファイルは、標準や HD のレンディションに使用しますが、モバイル機器とはおそらく互換性がありません。 |
| 動画ビットレート | キロビット/秒(kbps)単位の、動画の平均エンコーディング レート。VBR でエンコードされた動画では、ある時点でのエンコーディング レートは、平均レートとかなり異なる場合があります。ビットレートが高いほど、高い帯域幅および視聴者の機器の CPU パワーの両方が必要になります。ビットレートは 96 ~ 5000 kbps でなければなりません。さらに高いビットレートが必要な場合は、サポートにお問い合わせください。 |
| 音声ビットレート | キロビット/秒(kbps)単位の、音声の平均エンコーディング レート。Brightcove は 8 ~ 320 kbps の音声ビットレートをサポートします。 |
| 幅および高さ | 動画の寸法(ピクセル単位)。これらは、アスペクト比が 4:3 の動画向けのサイズです。アスペクト比が 16:9 の動画は、そのアスペクト比を保持します。寸法は、50 x 50 ~ 1920 x 1080 の間でなければなりません。 指定した寸法がソース ファイルのアスペクト比と一致しない場合、Brightcove の適応エンコーディング エンジンは、ソース ファイルのアスペクト比を尊重します。たとえば、指定した寸法が 480 x 360(アスペクト比 4:3)で、ファイルをアスペクト比 16:9 でアップロードした場合、トランスコードされたレンディションは、アスペクト比を保存するため 480 x 270 になります。 指定した寸法がソースファイルのサイズを超える場合、結果のレンディションにはソース ファイルの寸法が使用されます。指定した寸法の 1 つのみソースファイルのサイズを超える場合、結果のレンディションにはもう一方の寸法が使用され、大きい方の寸法はソース動画のアスペクト比を保持するために調整されます。動画の品質確保のため、ソース ファイルの寸法がアップスケールされることはありません。 |
| 動画コンテナ | MP4、FLV、M2TS のいずれか。動画コンテナは、メタデータを提供するラッパの形式で、動画と音声ストリームをファイルに保存する方法を記述します。コンテナはコーデックとは異なりますが、一般的に一部のコーデックが特定のコンテナに関連付けられています。Brightcove レンディションに対しては:
異なるデバイスにおいてコンテナが配信にどのように影響するかについて、モバイル配信のエンコードを参照してください。 M2T2 コンテナの使用について Apple HTTP ライブ ストリーミングで動画を配信するを参照してください。 |
| フレーム レート | 動画の 1 秒当たりのフレーム数。通常はソースの動画ファイルと同じフレーム レートの使用を推奨します。ただし、モバイル機器向けの低ビットレート レンディションでは、より低いフレームレート(15 フレーム/秒)を使用した方が、表示品位が良くなる場合があります。 |
| 2 パス | 1 パスか 2 パスのいずれを使用するか。2 パス エンコーディングでは、動画のアーチファクトの発生が減りますが、トランスコードにかかる時間が増加(ほぼ倍増)します。2 パス エンコーディングは、動きの激しい部分がある動画で最も効果を発揮します。 |
| キーフレーム レート | キーフレーム間の秒数。キーフレームは基準フレームであり、動画内をシークするときに使用されます。レンディションの切り換えの間にも使用されます。キーフレームの頻度が高いと、シークやレンディションの切り換えは改善されますが、画質に影響が出ます。キーフレーム当たり 1 ~ 2 秒を推奨します。 |
| ビットレート タイプ | VBR(可変ビットレート)または CBR(固定ビットレート)。Brightcove では、ほとんどの用途に VBR を推奨します。VBR は、あるビットレートで最高の画質を提供します。一方、CBR は、予測可能なデータレートを提供し、ストリーム途中のバッファリングを予防する点で優れています。 |
| 音声のみ | 動画追跡がなく音声追跡のみのレンディションを作成します。音声のみのレンディションは、モバイル ネットワークを使用したモバイル電話などの、帯域幅の低いデバイスへの配信に便利です。iOSアプリケーションで使用される動画は、64kbps 音声ビットレートの音声のみのレンディションを提供することを推奨しています。低帯域幅配信用の音声のみレンディションを作成するを参照してください。 |