カスタム テーマを使用すれば、動画プレーヤ テンプレートの外観をきめ細かく調整することができます。BEML と Flash で作成した カスタム SWF ファイルを使用すると、プレーヤのほぼすべての部分の外観をコントロールできます。たとえば、プレーヤのアイコン セットのカスタマイズ、ボタン状態の変更、さらにはプレーヤ要素の不透明度の微調整も可能です。この機能には Flash の利用が必要ですが、難しい Flash 開発者のスキルは必要ありません。このドキュメントでは、カスタム テーマを作成し適用する方法の基本を順を追って説明します。
プレーヤの例
カスタム テーマを使用して、できることの例を示します。
適用前のクロムレス プレーヤ
これは、デフォルトの「Deluxe」テーマを使用したクロムレス動画プレーヤです。
適用後のクロムレス プレーヤ
単一のカスタム テーマ SWF を使用して、この動画プレーヤのほぼすべての部分をカスタマイズしました。使用したファイルのソースをダウンロードして、詳しく確認してください。このプレーヤの BEML プレーヤ テンプレートをダウンロードすることも可能です。
ヘルプ センタ用のカスタム テーマを使ったプレーヤ: http://support.brightcove.com/en/docs/custom-player-themes
この 1 つのファイルで、次のことができました。
- ボタンの背景を非表示にする
- 再生/一時停止アイコンをテキストに変更する
- 共有、最小化、およびボリュームのアイコンを大きなものと交換する
- 各アイコンの up、over、down、および disabled 状態を変更する
- プレイヘッドおよびプレイヘッド背景のスタイルを変更する
- 新しいプレイヘッド要素と一致するようにボリューム コントロールを更新する
- ボリューム コントロールのプラス/マイナス アイコンを変更する
クロムレス プレーヤ コントロールのレイアウトのカスタマイズに関する詳細は、ここをクリックしてください。
カスタム テーマを作成する方法
- 各 Brightcove プレーヤ コンポーネント用の Flash ファイル(.fla)を含む .zip ファイルをダウンロードします。
- 編集したいコンポーネント用の .fla ファイルを開きます。この例では、ChromelessVideoPlayer.fla を使用します。Flash ファイルを開くとステージが空であることに注意してください。
- ライブラリの要素を選択し、ダブルクリックしてステージで開きます。ライブラリ要素の名前やエクスポート リンケージまたはフレームやシンボル インスタンスの名前を変更しないでください。変更すると、プレーヤはそれらを認識しません。この例では、CVPButtonSkin スキンを使用します。

- 選択した要素に希望の変更を加えます。この例では、ボタン スキンの色を変更し、境界線および角丸コーナーを削除しました。作成した形が、BEML で指定されたサイズより大きいまたは小さい場合、サイズが変更されることに注意してください。

これらの変更をクロムレス プレーヤに適用すると、次のようになります。

配置がプレーヤ内で適切になるように、要素は必ず X=0、Y=0 に配置します。X、Y 座標は Flash のプロパティ パネルで編集できます。

- (たとえばボタン スキン、アイコン スキンなど)複数の状態があるスキンを編集している場合、タイムライン上の 4 つの状態をすべて編集してください。

形に拡大・縮小の程度を示すために、スケール 9 ラインを配置します。たとえば、角丸コーナーを使用している場合、スケール 9 ラインが丸い端をカットしないように気をつけます。カットしていると、サイズ変更が正しく行われません。下の例では、スケール 9 ラインの配置であるため、コーナーは均一に拡大・縮小しません。

- 希望の変更をすべて行った後、SWF をエクスポートします。プレーヤのロード時に 1 つの外部ファイルをロードするだけで済むように、ほとんどの場合では複数のコンポーネントから 1 つの SWF にテーマをエクスポートします。
カスタム テーマを適用する方法
カスタム テーマを作成して、それを SWF としてエクスポートした後、BEML を使用して、カスタム プレーヤ テンプレートに追加する必要があります。
- サーバーでテーマ SWF をホストします。
- BEML で、希望のコンポーネントをポイントするテーマ属性を追加します。次のコンポーネントにカスタム テーマを適用できます。
- VideoPlayer
- ChromelessVideoPlayer
- VideoDisplay
- List
- TileList
- ComboBox
- TabBar
- MediaControls
- TextRegion
次に例を示します。
<ChromelessVideoPlayer id="videoPlayer"
theme="http://fungus.example.com/ChromelessVideoPlayerTheme.swf">
プレーヤの他のドメインとの連携機能を制限する Flash のセキュリティ制約を忘れないでください。カスタム テーマ SWF ファイルをホストするドメインでは、crossdomain.xml ファイルに <allow-access-from domain="admin.brightcove.com" /> <allow-access-from domain="admin.brightcove.co.jp" />を含める必要があります。
注意と制約事項
- 現在のところ、Brightcove メニュー画面(情報、リンクの取得、埋め込みなど)にはカスタム テーマを適用できません。(テキストのフォントまたはサイズの変更など)メニューをカスタマイズしたい場合、メニューを覆うカスタム コンポーネントを作成し、SWFLoader 要素でプレーヤ テンプレートにインポートすることを考慮してください。
- テーマには up、over、down、disabled 状態を指定できますが、これらの状態間のアニメーションは指定できません。
- 一部の BEML コンポーネントには showBack 属性があります。この属性では、グラフィックの背景を表示するかどうかを制御します。コンポーネントに showBack="false" が指定されていると、カスタム スキンは表示されません。
プレーヤ テンプレートをスタイリングする他の方法
BEML のカスタム テーマの他に、個々のプレーヤまたはプレーヤ テンプレートをスタイリングする方法は他にも多くあります。
Brightcove Studio Publishing モジュールのスタイル エディタ
BEML
カスタム コンポーネント スキン